いままでお寄せいただいた質問にメンバーがお答えするコーナーです。
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(投稿していただいた質問です)
Q
こんにちは。フルート歴3年の学生です。質問なのですが・・・高音域の音を出すとどうしても、うすっぺらい音になってしまい、困っています。しっかりと芯があり、厚みのある音を出すにはどうしたらよいでしょうか?また「響き」という言葉をよく聞くのですが、具体的にどのような音のことをいうのでしょうか?教えてください!!お願いします。   Sさんより
A
うすっぺらい音は、うすっぺらい空気によって作られます。上下の唇の間から空気が出て行くわけですが、平べったい形ではなく丸い形をイメージして下さい。特に高音域をフォルテで吹く場合は思い切って、鉛筆を加えているような丸い穴が唇に開くようにして下さい。響き、はその場所で体感して下さい。「その場所」とはあなたの部屋、学校の教室、コンサートホール、教会、などです。それぞれ違った音が聴こえるはずです。それが具体的なことです。「響き」は主観的なもので定量化は難しいです。あなたがどう感じるか、の問題です。人に言葉で説明できるようにして下さい。
 (神田寛明)
まず「芯」ですが、アパチュア(息の出口の穴こと)を小さくつくり、マウスピースの一点に息を集中することが肝心です。鏡を見て、自分の口の形がどうなっているかよく研究してみましょう。口の周りの筋肉を鍛えるのに、ppで第1オクターブの指使いのまま高いほうの倍音を鳴らす練習が効果的です。たとえば、一番下のドの指使いで、息の量は増やさずppのまま、息の出口を小さくすると息のスピードがあがり、ド>オクターブ上のド>ソ>上のド>ミ>ソ>シ♭・・・とだんだん高い音が出ます。それを綺麗に鳴らせるように練習しますと、口の周りが強化されて、だんだん楽に、力を入れずにアンブシュアを作ることができます。これが次の「響き」にも影響します。 「芯」を息の集中によって作ったら、次は、それを「体の中に共鳴」させましょう!具体的には、口を「オー」という発音と同じように縦に大きく開き、喉や鼻の奥もリラックスさせて、できるだけ大きいスペースを口、喉のなかに作りましょう。力の入った「イー」「ウー」みたいなアンブシュアでは、豊かな響きは得られません。そのスペースに楽器の音が響いて、より豊かな音を響かせることができます。フルートの音作りは、ともすると、外側から見えるアパチュアにだけ気をとられてしまいがちですが、この口の中の話も重要です。さらに、もっと重要なことに呼吸法があります。説明はかなり長?くなってしまいますが、「腹式呼吸」コイツを検索してみましょう。要は、息の音自体を深く、暖かいものにするために、重心の低い呼吸を身につけて、ドッシリとした息使いをできるようにすることです。これは、そういう「やり方のコツ」を見つけるというより、ジックリと何年もかけて体を作っていく作業になります。近道はありませんので、地道にコツコツやることが肝心です。
 (斎藤和志)



Q
はじめまして。フルート歴4年の、高校2年生です。約3週間後にあるアンサンブルコンテストで「夏山の一日」を演奏することになりました。ちなみにT、Wです。いくつか音源を聴き比べてみましたが、FLUTE QARTETの演奏がいちばん素敵で、感動ものでした‥!今、1人ひとりの音が揃わず、(とくに音量)困っています。録音して聞いてみたりしましたが、1stが出ているというか、バランスが良くないようです。太い音、芯のある音色はどうやってつくればいいのでしょうか。また、この曲について、気をつけたら良いことなどあれば教えて頂きたいです。   Mさんより
A
いろいろなCDを聴き比べることはとても勉強になります。バランスに関しては、録音はマイクのセッティングによってかなり変わります。他の人に聴いてもらうのが一番信頼できます。息の出し方(スピードが遅すぎても速すぎてもいけない)、唇と歌口の関係(歌口の1/3程度が下唇によってふさがれていて、距離が適切であること)、唇の穴の大きさなど、もう一度教本を見直して下さい。一番いいのは専門家にレッスンを受けることです。「夏山の一日」は、楽譜に書かれた言葉(音楽用語)を正しく理解して下さい。フランス語で書かれています。
 (神田寛明)
上の質問と同様の答えです。

まず「芯」ですが、アパチュア(息の出口の穴こと)を小さくつくり、マウスピースの一点に息を集中することが肝心です。鏡を見て、自分の口の形がどうなっているかよく研究してみましょう。口の周りの筋肉を鍛えるのに、ppで第1オクターブの指使いのまま高いほうの倍音を鳴らす練習が効果的です。たとえば、一番下のドの指使いで、息の量は増やさずppのまま、息の出口を小さくすると息のスピードがあがり、ド>オクターブ上のド>ソ>上のド>ミ>ソ>シ♭・・・とだんだん高い音が出ます。それを綺麗に鳴らせるように練習しますと、口の周りが強化されて、だんだん楽に、力を入れずにアンブシュアを作ることができます。これが次の「響き」にも影響します。 「芯」を息の集中によって作ったら、次は、それを「体の中に共鳴」させましょう!具体的には、口を「オー」という発音と同じように縦に大きく開き、喉や鼻の奥もリラックスさせて、できるだけ大きいスペースを口、喉のなかに作りましょう。力の入った「イー」「ウー」みたいなアンブシュアでは、豊かな響きは得られません。そのスペースに楽器の音が響いて、より豊かな音を響かせることができます。フルートの音作りは、ともすると、外側から見えるアパチュアにだけ気をとられてしまいがちですが、この口の中の話も重要です。さらに、もっと重要なことに呼吸法があります。説明はかなり長?くなってしまいますが、「腹式呼吸」コイツを検索してみましょう。要は、息の音自体を深く、暖かいものにするために、重心の低い呼吸を身につけて、ドッシリとした息使いをできるようにすることです。これは、そういう「やり方のコツ」を見つけるというより、ジックリと何年もかけて体を作っていく作業になります。近道はありませんので、地道にコツコツやることが肝心です。
 (斎藤和志)



Q
フルート歴が5年位ですが、楽器の購入(買い替え)を検討しています。今 使用している楽器はEメカ付、C足部管の楽器です。今、検討しているのは、メーカー等は決めていませんが、基本仕様として、木管 Eメカ H足部管付き にしようかと考えています。この理由ですが、手が大きいこともあり、木管の太さが持つときに非常に安定する。4オクターブ目のCの音程がC足の楽器では高くなりすぎる。私の奏法の問題 というのも、非常に大きいと思いますが、楽器の選択の根拠として、これは正しい判断なのか、教えて頂きたく投稿させて頂きました。先日、フルートコンベンションに行った時に、色々な楽器を試奏しましたが、H足の楽器で、ギズモキーを使用すると、確かにハイCが安定する実感がありました。ただ、この時 少しに気になったのは、H足の楽器だとC足に比べてEメカが付いていても、3オクターブ目のEが出しにくい印象でした。これは、おそらく 私自身の問題だと思いますが。「それは、全く気のせい」とか、「楽器に頼りすぎるな!」とか、「明らかにお前自身の問題だ!」とか、全く遠慮なしにご回答頂けるとうれしいです。   Iさんより
A
楽器選びの着眼点としては間違っていないと思います。ただ、曲中のハイCの出番は大して多くないし替え指もあるので、全音域に渡って自分の気に入った音のする楽器を選べると良いですね。Eメカに関しては、僕はC管H管あまり気にならないのですが‥。
 (相澤政宏)
これは明らかに「あなた自身の問題」です。もちろん「自分の気に入った楽器を手にする」という意味でね。 もしあなたが「音大生」や「音大生を目指している」人、あるいは音大在学中もしくは卒業生で「エキストラなどで仕事をぼちぼち始めたプロのタマゴゴ」ならば、カンダは木管に反対です。理由はこの業界の特殊性です。 あなたが幸せなアマチュア、もしくは確固たるプロ(そのようなお方はここに質問しないだろうけど)なら、木管でもプラチナでも好きなものを選んで下さい。 新品の木管は割れる可能性が大きいので、こまめに掃除棒を使う、すぐケースにしまうを徹底して下さい。それでも割れる時は割れます。でもほとんどの場合は修理ができます。割り切って下さい。最初の冬を乗り切れば後は大丈夫です。 4オクターヴ目のCは、カンダは運指表とは違う指使いです(状況に応じて3種類)。Eは、うーんわからない。カンダは大学2年生以来H足なのでC足との違いがわからない。ギズモキーは引っかかるので嫌いです。カンダ曰く「弘法は筆を選ぶ」です。Eメカは余程の好みがないかぎり付けるべきです。
 (神田寛明)



Q
アンサンブルや演奏会の録音を聴いていつも思うのですが、自分の音量が小さいです。なので他の人とのバランスが悪く思えます。練習の時に自分の耳で聞いている時はそんなに小さい音だとは思っていないのですが…。上手い人に私のフルートで演奏してもらうと、管体がとても温かくなります。やはり息の量が一番の原因なのでしょうか。勿論他の原因も考えられると思いますが。アドバイスいただけましたら幸いです。宜しくお願いいたします。   Tさんより
A
勿論技術的な事も大きいかもしれませんが、音楽(気持ちや感情)の主張が弱いと埋もれがちになる事もあると思います。技術的には、やはりもっと吹いてみないと音量のキャパを広げられないかもしれませんね。僕もオケ入りたての頃、先輩方から『相澤、もっと吹けーもっと吹けー』と言われて、『こんな汚い音でいいのかな‥』と悩んだ事もありますが、今考えればあれがあったからキャパが広がったとも思えるんです。
 (相澤政宏)
ランプの精がカンダの望みを一つかなえてくれるのなら、自分の演奏を客席で聴いてみたいです。自分の演奏が実際にどの位の音量なのか、これはプロでも把握するのが難しいのです。録音にも限界があります。でも一緒に吹いているのを録音して自分の音のみ小さく聴こえるのなら、やはりそうなのでしょう。解決策は、でっかく吹くことです。それで録音してみる、聴く、生で誰かに聴いてもらう。で「この位吹けばいいのか」と憶えて下さい。
 (神田寛明)



Q
ある中学なのですが…@年でパートリーダーになってしまいました。そして、いきなりもうすぐアンコンがあるんです。でも、なかなか曲が決まりません。今、四季の詩情メドレーにしようかな…と思ってぃるのですが、もっと迫力のある4重奏はないでしょうか??(ちなみに、アルトやバスゎありません。)   Yさんより
A
あなた方が技術的にどのくらい吹けるのか分からないのでどんな曲を薦めたら良いか見当がつきません。前年までのアンコンの地区大会県大会のパンフレットやネットで調べてみては如何ですか?ネットだとレベルに合った曲が探せるかもしれませんね。
 (相澤政宏)
迫力のある演奏をするためには、個人個人がそれぞれ技量を高める努力をしてください。有名なカステレードやボザ、ベルトミューもいいですが、古典派、初期ロマン派の作品をぜひ吹いてみて下さい。クーラウ、フュルステナウ、ケーラー、トゥルーなど。それから2重奏、3重奏ですがバロックの重要な作品がたくさんあります。これも勉強。
 (神田寛明)



Q
吹き始めがうまく音が出ないことが多くて、悩んでいます。 思い切って強めに吹くと、音が破裂して潰れたような感じになってしまい、それを反省してそっと吹き始めてみると、今度は息の量やスピードが足りないのか、フニャ〜という感じで音が出てしまい、吹き始めから綺麗に音を出すことがとても難しいです。 吹き始めをfかpで始めるかによっても、音の出し方は違うのだろうと思っているのですが、何か、根本的な出し方というものがちゃんと出来ていないように思い、ご相談させていただきました。どうぞよろしくお願いします。   Iさんより
A
息を吸った後、音を出す前にお腹の支えをもう少し意識してみてはいかがでしょう?お腹の支えとは分かりづらいですが、歯を閉じて少し強めに息を出した時に感じる抵抗感の様なものと自分は思います。強い力でもないですし、喉に力は入れないで下さいね。
 (相澤政宏)
fとpで息のスピードが変わっているのでしょう。ロングトーンをやりながら滑らかに音量を変化させる(クレッセンド・ディミヌエンド)練習をしてみて下さい。それと息のスピードはfもpも、常にスタートから全速力です。あ、この全速力の意味は「強く」ということではなく、常に一定のスピードということです。fもpも同じ息のスピードにするためには唇の穴の大きさを変化させなくてはなりません。
 (神田寛明)








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